■カラーボックスが有効な時期
カラーボックスに対する捉えられ方はいろいろです。
カラーボックスのメリットは、比較的安価で手に入りやすいこと。新しい生活が始まったばかりのひとり暮らしや新婚さん、赤ちゃんが生まればかりという時期にお薦めしています。
新しい生活環境がスタートした当初は、生活のパターンやイメージがはっきり見えてきません。しかし生活は日々、追いかけてきますから、日常的に使うものを納める場所が必要になります。
この先の生活に伴う収納計画がまだはっきり見えない時期ですから、いきなり高価な家具などを購入して失敗したくはありません。そんな状況の時に、カラーボックスは有効だと思います。
■生活の実験アイテムとして捉えてみる
さまざまなシーンで使うことができ、自分の生活パターンのシュミュレーションができます。それによって、自分にあったモノを選ぶ目が養われてくるのではないかと思います。自分の生活に合わせたアレンジができて、満足が得られる状態にできれば、そのまま使い続けることもできます。
一方、使いながら不都合が生じてきたり、アイテムに対して好みの変化が出てくることもあります。そしたら、その時に、見直しをすればよいのではないでしょうか。
それまで、自分の手で試行錯誤しながら、自分の使いやすさを考えていれば、どんな収納グッズが自分に合っていて、どんな収納方法が向いているのか、身についてくるものだと思います。
カラーボックスをそのための、実験アイテムと捉えてみたらいかがでしょう。
■もの選びのポイント
ものを選ぶ時は、「価格」「品質」「機能」「デザイン」「手軽さ」など様々な選択のポイントがあります。そのどこにポイントを置いてアイテム選びをするかは、それぞれ個人の判断です。
とりあえず、納得できるものを探せるまでのつなぎと捉える選択もあると思います。あるいは、カラーボックスも、自分なりの工夫を加えてアレンジして満足できるものに作り上げて使うという選択もあります。あるいは、たとえ今が不便でも我慢して、自分が納得できるものをみつけるという選択もあります。
要は、自分の価値観や好み、生活スタイルを考慮しながら、予算という条件の中で、自分に適したものを選べる目が大切なのだと思います。
その選択の一つが、カラーボックスなのではないでしょうか。素材の一つであり、生活をクリエイトしていくきっかけのアイテムだと思います。自分なりのアレンジを試みながら、収納を楽しみに変えるきっかけを与えてくれるアイテムと私は捉えています。
カラーボックスの単体はお手頃価格です。しかしいろいろなパーツを利用して手を加えると、手間もかかるしコストもかかるというのも、現実です。返って高いものになってしまうこともあります。
しかし、カラーボックスを使ってあれこれ、考えて工夫することは、DIYや収納のテクニックを磨きます。このテクニックは、他の場面で必ず役立ちます。また、カラーボックスを加工するために得られる構造や材質などの知識は、モノの成り立ちを知ることにもなり、モノ選びの目にもつながります。
実際に使ってみて、使いにくさを感じさせられたら、何が原因なのか、どうしたら使いやすくできるのか。そうやって考えていくことが大切なのだと思います。
生活をクリエイトして楽しむために、自分で手を加えて加工ができる道具としてカラーボックスを捉えてみたらいかがでしょうか?
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