ご縁あって気づいてみたら、「民放東京支社に働く女性の集い」に3年に渡り、参加させていただいていました。
その折り折りに感じさせられてきたのは、「事実はどこにあるのか」そして「情報というものをどう受け止めたらよいのか」あるいは「どう発していったらよいのか」ということでした。
商品にターゲットがあるように、情報にもターゲットがあるという見えているような、見えていないような現実。それを裏で支えるスポンサーという存在のあること。そこでおきる摩擦やジレンマ。
それらは、そこに携わる個人個人の問題として陰を落すこともあれば、企業体としてとらえなければならない問題でもあったり・・・・・・
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そして、それらを発してゆくメディアという環境の中におかれた「女性」という立場がいかなるものであるのかも考えさせられました。かつて、一緒にお仕事をしたディレクターさんの姿が思い浮かびました。ガラスの天井と言われた時代の男社会の中で模索しながら、一生懸命走っていました。その世界はもっともっと古い体質に縛られていたと言います。
さらにその時代よりも、もっと前の茨のような時代に、道を切り開いてきた女性たちが、この集いには参加されています。今、働く環境が厳しいとはいえ、私たちがこうして働ける環境は、それまで道を切り開いてきた方々の頑張りがあったからこそ、成り立っていることを忘れてはいけないと感じさせられます。
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仕事を通して各地に立ち寄らせていただき、その土地の周辺をぶらついてきます。そこで感じさせられるのは、いつの時代にも、女性たちはしなやかでしたたかで、たくましくその時代時代を生きてきたのだということです。その足跡の連続によって今があるということを忘れたくないと思います。
このブログを立ち上げるにあたり、何を発しようとしたのか。それは、仕事において発しきれないことを伝える場所というのが一つの目的でした。そしてもう一つは、暮らしを考える上で、女性が担ってきた役割があったように感じています。暮らし、生活をどう紡いできたのか。いろんなところに行って、感じたことを記録しながら発していきたいと思いました。
ここを立ち上げてまもなく投げ込んだコンテンツが、下記のものでした。
・松本城(2/23)
・合掌造り(3/2)
・広島原爆ドーム 平和記念資料館(3/2)
「合掌造り」や「松本城」を見て、その時代に暮らした女性たちの姿を見た気がしました。それまでは「建物」としてしか認識がなかったものが「生活の場」として受け止めるという変化が私の中に起こりました。
また、高校時代の修学旅行の中で感じさせられた、「平和」のありがたさ。そのことを、折に触れて抱えていたこと。そんなことを発していきたいという思いがここにあったことを、この会に参加することによって、気づかされた気がしました。
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女性が社会とかかわり、働こうとすると様々な摩擦がおこります。ある取材先に伺った時に、こんな言葉を耳にしました。
「女性の敵は女性」であると。
育休をとる。そのとき、同様に苦労してきたであるはずの先輩たちから投げかけられる冷ややかな視線。「私たちの時代は、そんなに甘くはなかった」と。「だからこそ、今、自分が頑張って後身につなげていかなければ」とその方は、言われていました。ここで、自分がくじけては、せっかくの制度が、形骸化されてしまうから・・・・・と。
制度ができても現場でそれを執行しようとすると圧力がかかる現状が、今回の集いでも語られていました。これは組織の問題ですが・・・・
しかし、こんな話も耳にします。同じ子育てママたちの中から、働き始めた人がいると、足を引っ張るかのような力が働くのだそうです。一足先に社会とかかわる隣人に対して、ねたみだったり焦りだっりするのでしょうか。「子供をほっぽって、かわいそうに・・・・・」そんな声となって表れるそうです。
あるいは、専業主婦でもなく、有職主婦でもない、自分のキャリアを活かしてネットワークを組んで仕事をしようと思えば、これまた、その両方から叩かれたという経験を持つ方もいらっしゃいます。(富沢まゆみさん)
とにかく女性が社会にかかわって働くということは、大なり小なりの壁がたちはだかり、その壁が同姓によるものであることも少なくないようです。まあ、これについては、女性に限ったことではないのかもしれません。男社会の中にも、張り合いは存在するわけですし・・・・
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トークタイムのテーマ「成果主義導入による職場の実態」でも語られていました。自分の成果のプラスにと考えることによる弊害。職場の雰囲気がガラリと変わってしまったと言います。連携がなされない。特に30代男性の中堅層が、この評価にピリピリしていて芳しくない雰囲気が職場に漂っているそうです。
これら成果主義による弊害は、至るところで語られており、そうした現場にいない私の耳にも届いてきます。結果、全体としての質が落ち、元に戻したりしている企業もあることは、導入する企業側もご存じのはずだと思います。それなのに導入されてしまうのは・・・・・・結局、経済活動ゆえ、収益を上げるため、全体としての経費コストを下げるというところにおちついてしまうようです。
そのときに、ターゲットにされてしまうのが女性という立場であるのだと・・・・・・・
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様々な職種があります。女性が持つ力が活かせて、それを利用して仕事にしてしまうしまう人たちが、たくさん出てきているように思います。足元の生活を元にモニター活動などがセミプロ化していく人たちがいます。しかし、それは本来、企業が求める姿でないことをすかさずキャッチしてすくい上げ、それをビジネスにしてしまう人も現れているようです。
地に足のついた生活を基盤にして、様々な展開に発展させる力を私たちは持っているのではないかと思うのです。
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関連:<情報とは? メディアは真実を伝えているか>
・第21回 民放東京支社に働く女性の集い(7/12)
「なにがあっても共に生きる道を選ぼう」
・第20回 民放東京支社に働く女性の集い(7/12)
メディアは真実を伝えているか
リレートーク(7/13)
・第19回 民放東京支社に働く女性の集い(7/12)
長野智子さんによる報道の現場のお話
・女性が働くということ>(7/13) ← この記事
・女の人が働くことについて(01.3.16)(7/14)
・100年の物語から(7/14)
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