「植物に関する分類」についてというテーマ、そして、講師のお名前を拝見して、ぜひ受講したいと思わされていた講座でした。
学名を追いかけた先にたどり着いたことは、学名で名前を付けるという行為は「分類」をしているのだということでした。一方、仕事として整理収納にかかわってきてたどりついたのも、結局は「分類」なのではないかということでした。そして、この両者の分類は、最初、大きな分類から、次第に細かく、細かく重箱の隅をつつくような(?)要素に着目されるようになっていったということにもまた共通性を見ていました。
この全くジャンルの違う、「植物」と「お片づけ」に共通性を見いだしてから、より細かく分類されていくことに対して、植物の現場にいらっしゃる方は、どう受け止められているのか知りたいと思うようになっていました。
講師の御巫さんは、バラの色素の分析により類縁関係や、品種改良の歴史を探っていらっしゃる方で、最近の植物が、色素や遺伝子により分類されるという現場そのものにいらっしゃる方です。これは、お話を伺える絶好の機会です。
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分類学の父と言われるリンネがによって確立された二名法による学名は、当初、植物の形態がもとになって分類されいました。しかし最近では、その分類は形態を超え、目には見えない色素や遺伝子レベルで語られるようになっています。その分類のあり方について、個人的にどう感じていらっしゃるのか、単刀直入にご質問させていただきました。
愛好家レベルでなら、形態に留めておいて欲しいと思っているとのこと。しかし形態といっても、花粉が単粒か四粒かという目に見えないレベルで語られている部分もあると言います。リンネの頃の分類は、最初に分類のルールありきで、そのルールにそって植物を当てはめたにすぎず、そのルールに沿って世界中の植物を分けただけなのだそうです。
最初にルールありきの形態による分類は、進化の歴史を無視しています。バラの色素に着目して分類した場合、このバラは「この色素を作れる」ということがわれば、系統進化を反映することになります。色素による分類によって科学の進歩が得られるとのこと。
そのお話から派生して、世界の植物標本を所有するキューガーデン。その数600万点だそうです。この膨大な植物標本の分類をこれまでの形態による分類から、DNAによる分類にそって変えるという方針を、キューガーデンが打ち出したそうです。
実際のところは、打ち出しただけで、あまりに気の遠くなる話であり、行われてはいないようだとのことでしたが・・・・・現在、DNA分類は過渡期で、まだ明らかにされていない部分も多々あり、今後幾度となく、変遷もあるだろうとのことでした。
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分類を追いかけていくと、次第に細かく細かくなり、結局、最後、わからなくなってしまいます。先日、収納のMOOK本を出すにあたっても、分類について触れたのですが、どこまでが必要なのか、想定するターゲットの読者は、どこまでを求めているのか。そんなことを模索しながら内容を詰めていました。
最終的には、そこにどんな分類のスタイルがあるのかを知った上で、自分にあったものを選ぶということなのだと思いました。
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このセミナーでは、学名に関する表記の字体についても、話題になりました。
これもずっと追いかけてきたことでした。学名が記載されていたら、必ずその書体を確認することを怠りませんでした。ところがこのセミナーで使われたスライド、資料、ともにイタリック体が使われていなかったのです。しかし、それに全く気づかなかったこと。気にもかからなくなっていたことが自分の中の変化であり、不思議なことでもありました。
内容を追いかけるのが精一杯で、そんなことを気にする余裕がなかったからでしょうか?あるいは、今までのこだわりが、知らず知らずのうちに、昇華できてしまったからでしょうか? 毎度のことながら、細かいことを突きながらも、最後、どうでもよくなるいい加減さからなのか。あるいは、しかるべき講師であるため、ルールは守られているという思い込みがあったからでしょうか?
いずれにせよ、必ず字体をチェックすることは怠らなかったのに、それが気にならなかったという変化が自分の中にあったというのは、今回の大きな発見でもありました。
現在、学名の字体について、属名、種小名がイタリックでなければならないという規約はないのだそうです。そのあたりのことについては、場所を変えてまた・・・・・・・
これは、私の中での「書く場所」の分類です(笑)
この場は、植物の話題でも、何か仕事に絡むこと、つながることあったことを書く場所という分類をしているので・・
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