1部 グラスを庭で活かすには
~さまざまな条件における種類の選び方と使い方~
講師:クリストファー・ベイルズ氏 Christopher Bailes
RHSガーデン・ローズムーア キュレーター
印象に残ったことをメモ
・光を受けたグラス その光の高さを考慮 低い光
・球根との組み合わせ
・春には、リーフとの組み合わせ
・お薦めグラスに私の好きなグラスが入ってた(嬉)
どうしてもお聞きしたいことがあったので、ご質問させていただきました。
Q 狭い日本の住宅事情の中でグラスとどうつきあえばよいか。
グラス本来のよさを味わうためには、地植えに勝るものはない。しかし、狭い敷地の中でそれはままならない。また、春、グラスの成長が追いつかない時期の対策も兼ねて、コンテナを利用してグラスとつきあっている。日本のような狭い庭でグラスを楽しむ方法として、何かヒントはないか。
A そのお気持ちは、お察しします(笑)
コンテナ植することによってよくなる種類がある。カレックス エバーゴールド(Carex oshimensis ‘Evergold’)などは、ポットの中でアーチ状となり、地植よりもよくなる。そうしたものをうまく利用する。コンテナにはコンテナのよさがあるのでそれをみつける。
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その後、懇親会にて、お話させていただきました。というよりは、いつもの携帯グッズである、庭の写真を、毎度のことながら無理矢理、お見せしてました。言葉は通じなかったけれど、good、good、を連呼していただきました。冬の庭をお見せしたときには、Oh!!!good、good!!言葉はわからなかったけれど、「そうそう、それそれ」そんな声が伝わってきた気がしました。
我が庭が載ったRHSJの会報誌も持参し、サインをしていただきました。その写真をご覧になっても、good、goodと・・・・・・なんだか、うれしかったなぁ・・・・・まあ、考えてみれば、bad、badとは言わないわけではあるけれど。
会話にならない会話の間に、ローズムーアで研修されたという方が間に入って、仲立ちをしていただきました。頼まれていた質問を伺いました。「グラスの穂をたくさん出すにはどうしたらよいか」それは日当たりだそうです。私ももっと、もっと、伺いたいことがあったのだけれど、感無量でお聞きできませんでした。そして言葉の壁がやはり大きく、話したくても話せない状況がもどかしく感じられました。お話したかったことは・・・・・
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さきほど、狭い庭では、ポットを利用してそのよさを引き出せばよいと言われました。私がグラスのポット管理をして感じたよさは、カレックスなどの低い植物の高さを、使用するポットの高さ、あるいはかさ上げによって、本来の高さでない利用方法が見いだせるということ。カレックス類を地植えにしてしまうと、平坦になってしまう。しかし、色のバリエーションを考え、思いのままに高さを変えられる。そんなメリットを感じている一方で、ジレンマも抱えています。
ポット管理された庭が、果たして庭と言えるのか。植物をインテリアの置物のように、モノとして扱ってるようで嫌いという声もあるようです。実際、自分自信もそれを感じて、ジレンマを抱えてもいました。ちょうど、1年ほど前、こんなこと書きとどめています。
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2003.5.11 輝き
ミリニューム。黄金のきれいな葉っぱ。事前情報によれば、夏越しが難しいとの情報を得たので、ポット管理することにしました。
さあ、ポット苗状態をどう使おうかしら・・・・・とあたりを見渡せば、ありました。ありました。ポットで育てられたヒューケラと組み合わせるといいかも・・・・・・
自分の庭の植栽を考える時、地植えにして、微妙な季節の変化を捉えてつないで、自然界の状態が庭に再現されることをイメージしてきました。
でも、でも、でも・・・・・・・
場所には限りがあります。それなのに、その場所のキャパシティーを越える食材、いや植材を欲してしまうんです。もう、これは、食欲と同じ・・・・日々、食べ続けるように。
そんな自分の欲求を満たすための手段としてたどりついた方法。それが、ポット管理でした。植付けきれない苗という欲求の産物を処理する方法として。
これらのポット苗を、花壇に足したり、引いたりする。 あるいは、ポットばかりを集めて組み合わせて花壇もどきにする。そんな庭造りを思い立ってはじめたころに、こんな声を耳にしました。「着せ替え園芸」
自然な庭にしたいと思う一方で、庭にポットを加えたり、集めてまとめてみたり・・・・まさしく、私がやってること、「着せ替え園芸」のなにものでもないんじゃない?自然風を求めていながら、着地点はなんとも不自然な庭作り。自分の欲しいという欲求を満たすため、また、よりきれいな状態を見せたいという欲求を満たすために、ポット苗をさしかえてつないでいくという方法。本来、自分が求めている姿とは違う方向にいるのではないかという葛藤のような矛盾が内在し続けてきました。
そんな時、さらにこんな声を耳にします。
「ポットを寄せ集めた庭なんて庭とはいえない。」 それに対して思ったのです。ポットの寄鉢のどこが悪い!と・・・・
この一言で、それまで、自分の中に占めていた葛藤のようなものが、一掃されてしまいました。それに向かうエネルギーを蓄積させたようです。これが、私の原動力のようです(笑)
自分の欲求の産物。その鉢を寄せ集めた場所です。ヒューケラは、プラムプディング、ゲイシャ、ビューティーカラー(たぶん)銅葉のリグラリア ブラッディーマリークロフォード。 赤葉のニューサイラン・・・・・これは、ラベルを紛失。マニアのように、品種を追いかけていながら、結局これです。集めたヒューケラも、わからなくなってしまったものがほかにいくつも・・・・・
でも、輝きを持つ、この黄金色の植物をより際立たせるための植材だから、まあいいか・・・・・輝きを持つこの植物の名前だって黄色いきれいな葉っぱでいいや。
自分が出向いた先でひょっこり現れる植物たち。むこうから、私に近づいてくる植物。その時に、いいと思ったものを、取り上げていけばいい。そして、その引き上げたものが本当に好きになって、その相手のことを、もっと、もっと、知りたいと思ってきたら、おのずとその名前も、入ってくるものだから・・・
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「着せ替え園芸」っていわれたって、「植物をモノとして扱ってる」って言われたって、「ポットを寄せ集めた庭は庭じゃない」って言われてたって、私が、いろいろ悩んで、あちこち探ってやっとたどり着いた結果の庭なのだから。誰になんと言われようと、私は自分の庭が好きだから・・・・
カエル君、スズメバチがやってくる。チョウチョやカエル君たちは安心してこの庭で交尾を始めてくれる。居心地の悪い庭で、危険を感じる場所でそんなことは絶対にしないと思うから・・・・・・・
高位捕食動物がいる庭は豊かな生態系がそこに成り立っている証だという話を聞きました。植物がモノとして扱われ陳列された場所に、動物たちがやってくることはないと思うから・・・・・
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クリストファー・ベイルズさんにお聞きしたかったなぁ。こうした自分との葛藤。私が出した答え。それに対して、どんな言葉を発して下さる方なのでしょうか。私に言葉が操れたらなぁ・・・・何か、お答え、伺えたかもしれないのに。今、とっても後悔してます。またとないチャンスを逃していまいました。
でも、そのあとうれしいことがありました。クリストファー・ベイルズさんの元で研修されていた女性がいらして、「グラスのお写真、お持ちなんですって?素敵なお庭だから見せてもらうといいいよと言われたんです」 と言って、私のところにやってこられました。そのことが、とってもうれしかった~。そんなふうに言っていただけたこと。イギリス社会には、社交辞令ってあるんですか?これって、社交辞令のうちですか?
言い足りなかったこと、伝え切れなかったこと、お聞きしたかったこと。メールしちゃおうかなぁ・・・・・メールゲットできたし。そのために英語の勉強しようかな・・・・(と思ってもないことをちょっと言ってみたり 笑)
あるところで、していただいた性格占い。欲しいとなったら、全てを手に入れないと気がすまず、手に入れようと猛然と付き進むのだそうです。当たってるかも(笑)
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私の質問のあと、同じようなことで悩んでいて、ご自身の対策をお話された方がいらっしゃいました。その方は、ポットのまま、地面に植え付けたりして工夫をされているそうです。そうそう、私も、それ、しました! 懇親会で、このご質問された方とお目にかかれないかなぁ・・・お話できないかなぁ・・・と思っていたのですが、遭遇できませんでした。
RHSJの方にお伺いしました。今度、どこかでお目にかかれることを楽しみにして・・・・・・
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