6月15日に発売されました(本多弘美のかならず成功!ミラクル収納術)
こちらではこれまでの撮影状況を日記形式でお届けしています。古いものは奥に押し込められています。ご興味を持たれましたら、下からご覧になってみてください。 <写真掲載はご本人の了解をいただいております>
■2004.6.27 ご紹介いただきました
発売されて、2週間になろうとしております。こちらも少しずつ営業活動をコツコツと(笑) お世話になっている編集の方やテレビ局の方にお送りしたり、知人友人を介してご紹介いただいたり・・・・・・
先日はラジオでしっかり宣伝させていただいてしまいました。
・BSN(新潟放送) morning cafe
・RKK(熊本放送) 毎度おなじみ 鉢盛りラジオ
以前、テレビでお世話になったレポーターさんからは、お礼状とともに、「ディレクター陣に、PRしておきますから」って・・・・よろしくぅ~!!
ここのところの打合せでは、本の紹介しつつ、よかったらご紹介下さいね~って・・・・(半ば、おしつけ状態? いや脅しだったり? 笑)
まあ、認知されることは、大事ですから・・・・・・
この本を介して、思わぬつながりがあったことも判明。世の中、せま~い、を改めて感じている次第です。ブツブツ、文句ばかり言ってられないって?(笑)
お庭の関係でも、早速、イエローブック岡山 What’s NEWにてご紹介いただきました。
こちらではプレゼントもされております。パコマ
■2004.6.10 発売日 変更
明日、発売予定だったミラクル収納術ですが、ちょっと延期になって発売が6/15に変更になったとのことです。もうしばらくお待ち下さいませ。
やっと最終原稿をあげ、ほっと一息つきました。あとは、無事、11日の発売を待つばかり。一足お先に表紙のお披露目です。こ~んな感じになりました。
うわ~赤ですかぁ!!
まっ、このあたりは、お任せしておりますので。出版社さんのご意向だそうです。
■2004.5.30 植物表記をめぐって
3日連ちゃんのガーデン三昧の日々でした。
28日:浜名湖花博
29日:デンパーク studio うもーりー
30日:RHSJ国際園芸フォーラム2004
行く先々で、会う方会う方に聞いていました。植物の名前をどう表記したらよいのか。それがきっかけで、様々な方と巡り合うことのできた3日間でした。
浜名湖花博では、庭の日(28日)ということで、この日限りの設計者による国際庭園スペシャルガイドツアーが開催されていました。ご案内役の設計者は様々なコンテストも受賞されたことのあるお若い女性でいろいろお話しを伺わせていただきました。そのあと、園芸相談室をご紹介いただき、そこで出会ったのが三輪智さん。どこかでお名前、伺ったことがある方と思ったら、RHSJのセミナーをされたりしていらっしゃる方でした。三輪さんによれば。
今回、花博では、植物の名前をきちんと表記しようということで、一つ一つに学名表記がなされている。正直言って、それに興味を持つのは来場者の1000人に1人ぐらいのもの。だから、その労力に対しては、賛否両論がある。1000人に1人のためにそれだけの労力をかけるのか。999人が満足すればいいじゃないかという考え方。でも、この植物は何?と思った時に、それを調べるためのきっかけとなる学名が必要となる。学名に関心を持つ人は1000人に1人かもしれないけれど、それをしていくことの意味。ということをおっしゃられていました。そして表記にこだわるかどうかは、著者の意志であると。
デンパークでは、山本規詔さんのお話も伺うことができました。
「植物の名前は相手にあった名前を提供することが大事」とおっしゃる山本さんによれば、サリックス インテグラは「ヤナギ」。イヌコリヤナギなんて言ったってわからないでしょ。植物を漢字にするか、カタカナ表記にするか。それは、著者の意思。出版社のルールがあったとしても、それにどう対処するかは自分の問題。とのお話でした。
RHSJの国際園芸フォーラムにて
パネルディスカッションの中で、ちょうど植物の名前についての話題が上ったのでご質問させていただきました。「奥峰子さんは、学名の大切さをガーデニングブームの初期のころから提言されていらっしゃいます。そのご自身はメディアと、植物の名前に関してどのようにお付き合いされていらっしゃるのでしょうか。」
ご指名でお仕事をいただけるので、学名で記して欲しいとお伝えするのだそうです。そして奥峰子さんをはじめ、会場の理事や他の参加者からも、植物の名前、学名の大切さ。それを少しずつでもいいから、浸透させていくことが大切。みなさんもその一役を担って欲しいとの提言がありました。HPを持たれている方たちは、学名を扱うなどして・・・・・そんなお話で会は閉じられたのでした。
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植物の名前の表し方を追いかけた3日間となりました。追いかけて最後に私が出した結論は、やはり「この本の中で学名は必要はない」でした。しかし、植物の表記を、漢字まじりのひらがなでいいかどうかという問題については思うところがあります。
バイカウツギの写真の説明。これを「梅花うつぎ」とするか「バイカウツギ」にするか。たったそれだけのことではありますが、その裏でいろいろな攻防(?)があります。
漢字まじりの平仮名か、カタカナか。こんなことはどうでもいい人には、とるにたらないことなんですけどね(笑)。でも私の中では、譲れない部分なのです。
参考:植物名はカタカナで表記
「カタカナじゃなきゃ、ヤダ」って、ごねちゃうことにします。カタカナにしてくれないんだったら、この後に及んで、「本のタイトルに私の名前をつけるのヤダ!」って、わがまま言っちゃおうかな。「本、出すのやめる!」って言っちゃおうかな・・・・・(笑)
だって、今回、このお出かけで、もう一つわかったんです。私、好きなことを言ってもいい星の下に生まれてるらしいんです。デンパークのあとに立ち寄った園芸店、studio うもーりーで出会った怪しげな占い師(?)さんに占ってもらったら言われました。単刀直入で率直なあなたは歯に衣着せぬものいいをし、辛口のユーモア、常識はずれな面を発揮すると、それを面白がって人が寄ってくるんですって(笑)
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仕事の延長にあった植物名の記載という問題でしたが、それを追いかけてたらいろんな方と出会えていまいまいした。浜名湖花博でご相談させていただいた三輪さんとは、その後の2日間、私の行く先々でお目にかかりました。デンパーク、RHSJの国際園芸フォーラムでも・・・・・また、その傍らにいた方から、また別の糸が伸びて、私が植物の名前を教えていただいた先生にもつながってたり・・・・・
この3日を通して、絡み合う糸を感じて帰ってきました。
■2004,5,30 本の宣伝
この本は、収納の本なのですが、最後のパートは、私のプライベートライフということで、お庭作りの様子を、取り上げていただきました。RHSJの国際園芸フォーラム2004は、それを宣伝する絶好の機会。ってことで、ゲラ持参で参加。お話のついでにご紹介できたらしちゃおう。なんて思ってました。
タイムリーにも、植物の名前に関する話題が出たので、チャンスとばかりに質問。質問にかこつけて本の宣伝もしちゃおうって魂胆(笑) そしたら、あとで聞いた話なのですが、私が質問をしている最中、たまたまこの原稿をお渡ししていた方が、それを高々上げて、奥峰子さんに向けて、ひらひらとアピールして下さっていたそうです。
さらに、私が、奥峰子さんのご著書「フォーリッジプランツ」のサインをいただいているときにも、すかさず「これ、彼女の原稿です」なんて差し出してくださって、ありがたや、ありがたや・・・・・(笑)。
そして、帰りには、デンパークも国際園芸フォーラムもご一緒したお知り合いの方に、ガーデニングページ全体の原稿チェックをお願いしました。そしたら、鋭いご指摘が飛んできました。「グラスの部分、本多さんの本意と違うでしょ」と。確かに、読みながらそれは感じてていたのです。でも、ここまではいいか・・・・と見て見ぬふりをしたところでした。
だって、まだまだ、グラスという植物が受け入れられていない中で、冬枯れの姿を楽しむという説明まで突っ込んでみたところで・・・・・・との思いがあり、素通りしていたのです。そんなところを鋭くご指摘。
こんな細かいことまで、私とグラスとかかわりを察知していただけてるんだなぁ・・・・と思うと、やはりその部分も言外に含めた表現に変えようと、限られた文字の中で考えるきっかけをいただけました。あれこれいじって、なんとか形になったかな・・・・・そしたら、他にも気にかかって目をつぶったところにも手をつけることにしました。
よし、これで、納得のページになったぞ~
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交流会でも、お目にかかる方に宣伝。いろんな方が興味を示してくださいました。国営武蔵丘陵森林公園の植物園長さんは、「なんだか楽しそうですね・・・・今度、こちらに見えたときは、声かけてください。」とおっしゃって下さいましたし、今回の講演者、クリストファー・ベイルズ(Christopher Bailes)氏の元で、研修を受けてこられた方には、「このページが増えて、一冊の本になったらいいですね」・・・・・・って。
「やっぱり、そう思います!? 私も、収納の本はもういいから、お庭の本、出したいんですよ。ガーデンの本、出したら買っていただけます?」「買います、買います。みんな買ってくれますよ」なんてお話に・・・・・・どこかで、ガーデンの本、出させてくれるところないですかね(笑)と天に向かって言ってみます。
また一方では、またまた、ラジオで、新しい本が発売されることを、今度のレディース4出演もからめながら、ラジオで紹介して下さるなんてお声もかけてくださったり。
やっぱり、言いたいこと言ってると、周りがなんだかんだ言って、バックアップしてくれるのかしら?(笑)
そんなわけで、皆様、いろいろとありがとうございます。一冊の本を出すのに、たくさんの方のお力添えをいただいております。更なるお力添えということで、発売の折には、ぜひご購入いただければと・・・・・・・・
(それには、辛口ユーモアを磨くのが手っ取り早かったり? 笑)
■2004.5.26 ガーデニングのページ
初校、とりあえず終えました!
最終パート、本多のライフスタイルということで取り上げていただいたガーデニングのページ。実は私の中では、ここが一番、楽しみなページでした。どんなページになるのかな?お庭、どんなふうに写ってるのかな?期待にわくわく。どこのお宅の撮影もそうでしたが、台風のように訪れてあっという間に去っていくドタバタ状態。我が家の撮影もしかりで、気づいたら終わってという状況です。
そんなわけですから、何をどう取り上げて、どんなページになるのかは、ライターさんのお腹の中。私は、どこをどうして、どういう風に書いて欲しいということは、一切、お伝えしてません。というより、それをお伝えする間もなく、次々に撮影・・・・・・
いったい家のお庭を、どんなふうに書いてもらえるんだろう・・・・・・・期待半分、でも、これはガーデンの本じゃないからなぁ・・・・あくまで収納の本の中で取り上げる庭だから・・・・・・まあ、言ってしまえば、おまけページ。そんな割り切りも半分ありました。
ところが、上がった記事を見たら、なんでこんなところまで、わかってるのぉ~。こんなお話、どうして知ってるの?してたっけ?私が思っていること、限られた紙面の中で、できる限りのことが記事になってる!
スクリーン効果に関する微妙な言い回し。ほんの数文字なのだけれど、私がこのテクニックを以前、テレビで紹介するにあたり、いろいろ思うところがありました。自分の中であっちにこっちにぶつかって葛藤していたことが、そのわずかな言葉の中に込められて表現されてるんです。こんなところまで、どうしてわかっちゃたんだろ?
見る人はさらりと読み過ごしてしまうのだろうけど、うんうん、そうそう・・・・・・私だけが感じる満足感。これは誰にもわからないはず。きっと、書かれたご本人も、そこまでのことは意図されてはいないはずだし、私がそこまで思ってるってことも気づいていないと思います。
でも、私が奥の方でずっと抱えていた何かを、漠然とではあるけれど、どこかでキャッチしていただけたんだなぁ・・・・そんなことが、とってもうれしく感じられて、今までの苦労すべてすっ飛んで行ってしまうかのようなそう快感。
それに加え、この庭とどう、つきあってきたかを、ここまで把握していただけてたの?私、そんな話までしてたっけ?この取材でそんな話するゆとりなんて全くなかったのに・・・・・
まるで、モノを転がしたみたいに置かれた鉢。地面に植えつけてもらえなくて、植物たちはかわいそう・・・・・こんなの、庭って言えるの?鉢をひっかえとっかえして、いい時だけ並べてコーディネートするなんて、まるで、インテリア雑貨、並べてるのと一緒じゃない。着せ替え人形じゃあるまいし、植物をモノみたいに扱ってるのと一緒でしょ・・・・生態系もなにもあったもんじゃないじゃない!またまた、もう一人の私が、投げかけてきます。
でもでもでも・・・・・我が家にはカエルが遊びにきます。スズメバチが巣も作ります。ミミズがひょっこり顔を出してくれるんです。動物たちって正直だと思います。居心地の悪い庭には、寄り付いてはくれないはずですから。着せ替え人形みたいな庭かもしれませんが、カエル君たちが、私の庭に毎年、遊びにきてくれること。それが、庭作りのよりどころになっています。
ライターさんと一ヶ月、顔つき合わせて、それまでの積み重ねがあって、そして、私が界隈に書き散らしたものをご覧になってそんなふうに思っていること、感じとっていただけたのかなぁ・・・・・って。それが、とってもうれしかった。
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ガーデンの記事書くにあたり、数点、お問い合わせがありました。「あの植物の名前は?これは?」
う~ん、植物の名前、記載するのかぁ・・・・そしたら、私のわがまま、こだわり。押し通したいな。だってこれ私の本なんだもん。そのこだわりというのが、植物名を学名で記載すること。
「これ、収納の本なのよ。おまけのページよ。そのおまけのページのさらにおまけのような写真の植物の名前を、学名で書く必要、どこにあるのよ!」って声は聞こえてくるのですが、でも・・・・って自分の中で抵抗してました。
キャプションに活字で入れようと思ってるわけではないんです。写真に透けた白文字でデザインのようにかぶせるようにする。植物がわかってて、見る人が見たときに、これ何だろうと思った方に、「この植物、○○ですよ~」が伝わればいいなと思ったんです。
ライターさんから、写真の植物の名前のお問い合わせがあったときに、そんなことを思っていたのでした。そんなの本筋からはずれてること、そんなところまで必要ないって言われるのは重々わかってはいるのですが、それでも、こちらの意向をさりげなくお伝えしたりして。
「できないことはないと思いますよ。でも、写真は小さくて、植物紹介したという写真ではないですから・・・・」そんなの必要ないとやんわり言われてる。それはわかるのです。わかるのですが・・・・・「とりあえず、上がってきた原稿見てから、どうするか判断します。」そんなやりとりをしていました。
そして、出来上がった原稿見たら、もう、そんなこと、どうでもよくなっちゃいました。そんなことより、もっともっと、私が庭を作る上で大事にしたいと思ってることが、ちゃんと盛り込まれてたから。
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植物の名前については、今までいろいろ追いかけてきて、最終的にたどり着いたのは、「自分に求めればいい」って結論に達したのでした。「自分に求める」だからこそ、自分の本の中で、植物の名前は学名で記したいと思いました。でもそれは、この植物は何?と学名まで知りたいと思った人にだけ届く方法。それが学名の文字をデザインとして扱うことでした。今回、唯一、譲ることができないこと。
でも、そんなこと、どうでもいいや・・・・・って思っちゃいました。それよりも、もっと大事にしたいことがここに、盛り込まれていたから、二の次になってしまったのです。
(とはいいつつもやっぱり、考えてしまいます。じゃあ植物の名前、漢字で書く?カタカナで書く?和名使う? 園芸品種名にする?流通名? 通称? さて、どれにしよう・・・・・・・・)
そんなこと悩んでいたら、「それは、出版社によって決まってますから。どう表記するかは、出版社が決めることですから。サツマイモをカタカナで書くか、ひらがなで書くか。それはそれぞれの出版社の取り決めですから。それに沿って、校正さんが校正しますから。」
そうか・・・・・この本、園芸書じゃないからな。私が悩んだり口出すことじゃなかったみたい・・・・・
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そうだ、この週末、デンパークに行くから、山本規詔さんにお聞きしてこよう! お目にかかれないかなぁ・・・・・・デンパークを日本一の園芸植物園にしようと頑張っていらっしゃる方。今度、趣味の園芸、6月6日に、テーマは「ツボサンゴの仲間」ということでヒューケラ、ティアレラでご登場されます。私が植物の名前の表記について追いかけていたら、デンパークに行き着きました。そしてその数年後、山本さんが書かれた学名に関するコラムを知りました。そこに書かれた一言でやっとわかったのです。
‘らてん教壇’の逆襲より by 山本規詔氏
園芸家の端くれになろうと思うなら、これら様々な植物の名前をカバーし、そのうえ相手をひと目見て、どの名前を用いるのが適当であるのかまで、一瞬で判断しなければならない。でないと、相手をバカにしたと思われるか、こんなことも知らないと信用を失墜する。
真の植物のプロというのは、その相手が求めている植物の名前の表し方を一瞬で判断して、提示できることだといわれていました。学名まで求めているのか、一般名称でいいのか、それとも・・・・・
(そうか、これ。自分の仕事にもあてはまるかも・・・・・その人にあった収納の分類を、会話の端々から感じとって提示すること。さらにその人にあったテクニックを示すってこと。それが私の仕事なのかも・・・・・とか 笑)
サリックス インテグラ ‘ハクロニシキ’は、白露錦なのか、イヌコリヤナギなのか。サリックスなのか・・・・・どの名前で提供するのか。収納のMOOKという想定された読者が求めている名前は?ということ。
写真は、MOOK内でご紹介しているサリックス インテグラ ‘ハクロニシキ’ 白い新芽がお花のようです。さて、このお名前、どうなることやら・・・・・・お花が極めて少ない我が家で咲いたチューリップ。残念なことに撮影の日、ハラリと落ちてしまい写真にどとめられませんでした。
■2004.5.26 こんなこと、書いていいの?
そして、コラムのように、パート、パートの間に差し込まれた、こぼれ話が、まとまって届けられました。
えっ、えっ、えっ?これ、記事にしちゃっていいんですか?この仕事しながら思う私の本音。私、言ってませんよ~。「これ、記事にしてくれなくちゃいや!」なんて・・・・・(笑)
撮影しながら、本多さんに求められるスタイルはこうだから・・・・・と何度も言われました。「う~ん、私はそうしたくないんだけどな・・・・・」と思うこともしばしば。でも、それは、私と読者の間にライターとして、そして編集として携わってきた、彼女の経験に基づいて、私に求められているものを充分に知っているから。
その彼女の感覚を私は信じてるから。だからお任せしてます。だけど、心の中では、私が「でもね~」と思ってるってこと。それもわかっていただけてる。それが今回、紙面に反映させてくれちゃったんです!
やっててよかったなぁ・・・・・・「続ける」「積み重ねていく」ってそういうことなのかな・・・・・と思いました。いつでもこの仕事、やめたっていいんだもん。なんて思いながらやっていたのだけれど、こんなふうに、仕事をしていて、うれしいな。楽しいなって思うことが、今まで一杯、あったから、だから続けてこれたんだなぁって思います。
いやなことも、その楽しいが打ち消してくれちゃうから・・・・・・・・
もう、これで、満足です。私にとってこの本は、「ガーデンのページ」と、この「こぼれ話」で、必要充分条件、満たしたようなものです。最後の最後にひとしおの達成感を味わっております。
そして、書き方のお勉強もさせていただきました。こういうお話って、こんな風に書けばいいのかぁ・・・・・へそへそ。(メモメモ)書籍の下原稿書いてても、言われちゃうんです。「本多さん、そんなきつい言い方したら、読む人、退きますから・・・・グサ、グサ状態で恐れをなします。もう少し、柔らかい表現に書き直します」って(苦笑)
「そうか、こういうふうに言いまわせばいいわけですね。わかりましたよ。」「でも、そういうのを面白がる人っていうのもいるんですけどね。編集者の中には、あっ、まずいって結構、恐れる人、いるかもしれないけど・・・・・・」「ですかね。でもいいんです。恐れて、それで仕事が来なくなるなら、それはそれですから・・・・・笑」
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さあ、これからが大変です。まだ、再校、色校が残ってます。発売は、6/11です。大丈夫なんでしょうか?それなのに、それなのに、私、明日からおでかけします。ちょっと花博を見に・・・・・せっかくそこまで行くのですが、そのついでに、大好きなデンパークにも足を延ばします。そして、私の好きなグラスのお話を聞きにRHSJの国際園芸フォーラムに参加します。
英国から来日される、クリストファー・ベイルズ Christopher Bailes氏による、「グラスを庭で活かすには ~さまざまな条件における、種類の選び方と使い方~」の講演会です。 RHSガーデン・ローズムーア キュレーター 英国王立キュー植物園にて熱帯植物ラン部門を担当後、『The Orchid Review』(RHSラン委員会発行)の編集長として活躍し、現在はその深く幅広い園芸知識をローズムーア・ガーデンで余すところなく活かしている方で、あらゆる植物を理解し、その優れた植栽センスも多くの園芸家に高く評価されているそうです。
2部では、プランツハンターで有名な荻巣氏、そしてフォーリッジプランツの著書もあり、カラーリーフプランツに造詣のある奥峰子氏のパネルディスカッションもあります。
(もし、ご興味がある方がいらしたら、これからの参加も可能です。
RHSJ国際園芸フォーラム2004
関心空間を見たとおっしゃっていただくと、一般会費5000円のところ、会員価格の3500円にて参加可能です)
自分の好きを追いかけて、その間に仕事を入れます(笑) だって、私、5月末には、でかけます。って言ってあったし。20日には、すべてが終わるって言われてたわけだし~。行き帰りの新幹線の移動時間利用して、できること、やるべきことはしますから、そのための準備はよろしく~ってことで、旅立ちます。(笑)
■2004.5.23 初校に追われてます
日々、送られてくる初校に目を通しながら、見ては流し、流しては見て・・・・の毎日が続いております。上がってくる原稿を見ながらつくづく、この編集作業というのも、収納と同じだなぁ・・・・なんて感じております。
同じことの繰り返しの中に、様々な要素を見つけ出す。それらをいろんな切り口でまとめてつなぎ合わせて、各パート、パートの適材適所に振り分けていく。同じ内容も、違う人の目を通してみたら、違う切り口があるし、同じネタも、こちらの方向から見てみたり、あちらの方向から見てみたりと、収納における分類もひとそれぞれであるように、収納ネタもいろいろな視点を加えることができるもんだなぁ・・・・と。
自分では、いままで何度もやり尽くして、自分の中では正直なところ、もう飽き飽きしてしまっていることも、お~、そういう捕らえ方があるのかの発見があったりで、面白いです。一人ではやっぱり作りあげることはできませんね。
これ見ながら、よし、私もお片づけしよう!なんて思ってたりしております(笑)
■2004.5.21 タイトル決定
MOOKのタイトルが決定しました! 当初の予定どおり、本多弘美のかならず成功!ミラクル収納術"> 予約も受け付けられているようですので、ご興味を持っていただけたらぜひぜひ・・・・・(タイトルバーをクリック!)
■2004.5.13 自画自賛
今回の撮影に協力してもらった高校時代の友人。こちらもちょっとおちついたので様子伺い。お美しく写ってるわよ~と、初校を送ってました。お互いがお互いを見て「これ、詐欺だよね~」と大笑い。
その後の様子を聞くと、しっかり維持されるどころか、自分でさらにプラスアルファーを加え、グレードアップしているとのこと。実はここのお宅の布団収納をめぐっては、ちょっとした攻防がありました。
押入れにソーイングの家事コーナーを作ることになりました。ところがお布団をどうするか・・・・・ソーイングコーナーができるなら、布団を押入れに入れずに、外に重ねておいてもいいとまで! 「布団を丸めてカバーする方法があるけど・・・・・」なんて言ったら、「カバーをするくらい厭わない」というのです。
私は、自分を基準に考えますから、「そんなことは、ぜぇ~たいに無理。続かない。最初だけ」これ断言できるから。通常の主婦感覚を持ってすればそんな提案、却下です。「そんなこと、毎日なんてやってられないわよ!」ってそっぽ向かれるのは目に見えています。私の沽券にかけても、そんな提案できない(笑)って。
そんなわけで、なんとか押入れにお布団を納めるよう考えました。ところがその後、お布団は押入れから引っ張りだされ、開いた場所には引き出しケースが入り、そして毎日毎日、お布団はカバーを掛けられソファー状態になって、和室に鎮座しているのだそうです。(驚き!)
彼女曰く。「布団をカバーすることなんか、なんでもないことよ~。5分とかかるもんじゃないし・・・・・・あのコーナーの横にお布団があるのがどうも許せなかったの。埃になるし・・・・」って。
好きは強し!なんですね。自分の趣味や大事なことって、あらゆるわずらわしさを凌駕しちゃうもんなんだなぁ・・・・と認識を新たにしています。
布団がソファーに見えるカバーケースがこれ。ふとんケース
パパと子供たちは、それがお布団であることにしばらく気づかなかったそうです。「ママ、よかったねぇ~。自分のコーナーも作ってもらった上に、ソファーまで買ってもらっちゃって・・・・・」(大笑)
日常のお布団収納。人によっては、毎日の作業となると煩わしいかに思えるこんな方法も受け入れられることがあるんですね。自分のやりたいこと、大事なことがはっきりしていると、何を残して、何を切り捨てるのかもはっきりするということ。通常なら我慢できないこともできてしまったり・・・・・・
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高校時代の仲間は、それぞれに自分の追いかけたいものを、自分のペースで追いかけてるよね~なんて話になりました。集っているHPでは、最近話題の芥川賞受賞作家の本の話がされていて、なんだかんだ言って本を読んだりする時間を持ってるんだぁ・・・と感心。「なんだかブームを追いかけるみたいでやだ・・・というのを言い訳にして手にしようとも思わなかったけれど、読んでみようかと思った」なんて話。一方、返事があろうがあるまいが、淡々とイギリスレポートをマイペースで送ってくるのもいるし(笑)とか・・・・・
この年生まれは、マイペースで自分の好きなことを好きなように進めていくのだそうです。そして他人に対して干渉もしないけれど、何かあれば協力は惜しまないとのこと。同じ年生まれが、同じ性格なんてありえないわよ。と思ったのですが、あながち間違ってないかも・・・・・なんて思いながら(笑)。
なんだか、仕事もプライベートもごちゃごちゃ状態。でも、それが楽しく仕事するコツのような気がします。仕事とプライベート、はっきり切り分けて!という考え方もあるようですが、私はそれをミックスしたところから生まれてくるおもしろさの方に価値を見出します。
■2004.5.13 気になる言葉
人の考えることなんて同じなんだから・・・・・重複する言葉に対するチェック。そういうのもう、気にするのよそう。なんて思ってはみるもののやっぱり、気になるもんです(苦笑)。「ワンアクションで引き出せます」と書かれた文章に、結局、赤を入れました。「ワンアクション」を「ひと手間」に変えました。染み付いた習性はやっぱり、抜けません(笑)
■2004.5.11 原稿チェックの始まり
第一便の原稿があがってきました。なんだか、いい感じに仕上がってるじゃないですかぁ~!! とっても見やすいレイアウトで、すっきり読みやすくなっています。
目を通しながら、ふむふむ・・・・・そうか、なるほど・・・・・・
あれ?私、一読者になっております(笑) 同じことを言うにも、こういう表現方法があるわけね。この部分、こんなふうにクローズアップされたのね。当たり前のことではあるけれども、あえてそれを言われてみると、納得させられるもんだわ・・・・・
今まで、本多さんが言われてきたことばかりですよ・・・・なんて言われるのですが、書き手によって、また新しく生まれ変わった気がします。デザイナーさんの腕で、それがさらに形になって・・・・・
まあ、言ってしまえば、あっちの収納もこっちの収納も、み~んなやってることは同じことなんですよね。そろそろやり尽くした感もあり、編集できるんだろうか・・・・・なんて心配していたのですが、どうしてどうして。
やっぱり一人の力じゃ、形にはならないものですよね。私は、前も今度も同じことしかやってないのですから・・・・・・これ以上、料理のしようがあるの?なんて思ってました。でも、違う力が加わることによって、視点が変わり、なんだか目新しいものに組み替えがなされていきます。
そういえば、各所から届いたオープンガーデンのガイドブック。これらも同じようなことを感じさせられました。素材はほとんど変わってはいないはずです。その素材の組み換えによって、こうも新しいものが生まれるものなのかという驚きを感じさせられていました。
0から作り上げることの楽しさ、喜び。一人ではできないことも、回りの力添えによって形になっていきます。カメラマンさんも、昨年に引き続き、人物撮影には定評のある方。取材先の皆さんも、えっ、これ、だれだっけ?って思うくらいお美しくお写真に納められております。つい先日、昨年の私の写真をご覧になられた方が、「メイクさんやスタイリストさんつけられたんですか?」って言われるくらいの腕前を持つのカメラマンさん、大幅修正して仕上げていただきました(笑) (ん?これって、もしかして、実物と違いすぎるぞってことだった?笑)
そして昨年にも増して、修正技術に磨きがかかったようです。まあ、そんなことより、なによりお庭の写真が美しく、これが家の庭!と思うくらいのできになっておりました。お仕事さしおいて、これが一番うれしかったりして・・・・・・自分の庭の記録が、形あるものに残せたことが・・・・・・・
携わってくださった皆さんに感謝・・・・・お庭の紹介の場を与えていただいた編集の方にも・・・・・そしてビール箱をひたすら作ってくれた H君にも・・・・・笑
森永卓郎さんが朝のラジオでおっしゃってました。こうしてラジオでしゃべってても、仕事をしている感覚、全然ないんですよね~。いつもと一緒。楽しんじゃってますから。だからストレスがたまらないって・・・・・
仕事の中に趣味や好きなこと、どんどん、盛り込んじゃえば、いいってことですよねっ。仕事の中に、自分が楽しめること、ちょっとでいいからみつけて、それを大きく膨らせてけば仕事も楽しいし、また違うものにもなるかもしれないし。そんな楽しみ見つけながら歩いていこ・・・・・なんだか、気乗りしないと思ったら、気乗りしないまんま、続いちゃうもんだと思うから。
■2004.5.4 最後の最後 我が家にて
いよいよ撮影も最終日。MOOK本の巻末で、本多のライフスタイルということで、昨年に引き続き、趣味の庭作りのページの撮影です。昨年の撮影は3月。ちょっと寂しいお庭の状態だったのですが、今年の撮影は新芽も吹き出しよい季節を迎えました。
あわただしい日々が続き、お庭の手入れも手付かず。この撮影を機会に、日頃できなかった作業に没頭していました。鉢変え、株分け、寄せ直し・・・・・そして、残念なことになってしまった苗の整理・・・・・久々の作業に、体のあちこちに痛みが走るものの、なぜか心地よい時間。
撮影には全く関係がないのだけれど、今、ここでやっておかないと、きっとまた先延ばしで、やらずじまいで終わっちゃう。そんな作業も、ついでだからこなしちゃおう。そんなわけで庭に集中ばかりしていたので、室内撮影の準備が、全くできてませんでした。
今年も、昨年同様、四季折々のディスプレーをご紹介する予定。去年は身近なファブリックを使ってだったので、「今年は身近な○○を使って・・・・・」というのはどうですかね。なんて、提案を自らしていたのに。
ところがスタッフさんが見えた時点で、何にも準備がなされておらず、さあ、困った状態。そこで、急遽、すぐ撮影できる企画に変えちゃおう。なんて小ざかしいこと考えたりしてました。
「ちょっと前に、テレビでお庭と収納を絡めた番組があって、庭のテクニックを室内のインテリアに応用するって話をしたことがあるんですけど、その撮影にしませんか? 庭の写真と室内を対応させて・・・・それならすぐに撮影できるんですけど」なんて・・・・・
ところがあえなく却下されてしまいました。このページは、イメージページ、文字は少なくして、生活の様子が伝わるページですから。お庭のテクニックと、お部屋を関連付けると、細かく説明が必要になるし、わかりにくくなります。それは、またの機会ですね。とピシャリ・・・・・・あ~ん・・・・・
さあ、それから手持ちのものを総動員して、ああでもない、こうでもないが始まりました。その場で急遽、思いつくままにレイアウトし形になっていきます。事前にある程度、あたりをつけておくと安心ではあるのですが、決められたまましかできません。その場、その場で、きいあたりばったりの作業になってしまいましたが、返ってそれが功を奏したみたい。いろいろなアイデアを急遽、思いついたり。
事前に、頭だけで練っていたら、絶対に思いつかなかっただろうなぁ・・・・・・春のディスプレー。
ディスプレーに一枝、二枝、あしらおうと外に出たら、今、この一瞬の輝きを放つ新芽がいっぱい。そうだ、これ利用しよう!スープカップには、パセリがわりの水草を浮き身に見立て浮かせ、お皿には、いろとりどりの葉っぱの新芽を散らして・・・・・「じゃあ、それ、スープとサラダってことで、物語にしましょう」「それ、いいかも~・・・・・・」
そんなこなんなの会話をかわしながら、春のディスプレーのできあがり。ちょっとだけ切り抜き~
撮影も無事終わり、写真のチェック。デジカメ撮影なので、その場でチェックができてしまいます。
「お庭にいる時の写真、どの写真もほんとに楽しそうでうれしそうですね~。プロフィール写真や挿入の指差し写真は、お仕事顔なのだけど・・・・・」「あっ、それ、すてきな奥さんのMOOKの撮影の時も、言われました。お庭にいる写真は、どれも楽しそうですね・・・って。庭撮影するって言ったら、雨の中、そっちに行っちゃって姿みえなくなるし(笑)」
最後のお庭の撮影が一番、うれしかったりして、ルンルンして、自宅の撮影のことなんか、そっちのけ・・・・・(笑) 人それぞれに、庭や植物との向き合い方って違うのだろうし、受け止め方も様々だと思うのだけれど、自分の庭が、やっぱり好きだよなぁ・・・・ってしみじみ思ってたり。
スタッフさんも、去年、撮影中、カエルが登場したこと覚えていて下さって、「今年もあのカエルいるのかなぁ・・・」なんてこと思い出してくれたことが、なんとはなしにうれしかったり。「午後7時になると、どこからともなく顔を出すんですよ・・・・」なんて話していたら、撮影終了も丁度、その時間帯。カエル君、私たちの前に姿を現してくれて、再会を喜んだり。我が家の主とのそんなささやかな時間を共有できたことがことが、ここ1ヶ月のドタバタ撮影、最後のプレゼントになりました。
カエルが毎年、毎年やってくるこの庭が好き。なにも手をつけてない裏庭の雑草を引き抜いてました。スポッと抜けて、何にもしてないのに、土が軟らかいなぁ・・・・と思っていたら、なんと、ミミズ君が登場。あれ~、こんなところにお出まし?そんな庭にいるのが一番、心和むんだなぁを実感する一方で、私、もしかしたら、この収納の仕事も、好きなのかも・・・・・・なんてことも、撮影中、感じさせられて。好きじゃなくちゃ、こんなことやってられないわよね・・・・って。また、それに向かってる自分も好きなんだなぁ・・・・・とも思ったし。
どこかで、「自分のこと、大好き」とおくびもなく言い放っていた作家さんがいらしたけど、人が何と言おうと、それを言い切ることができる人って、とても素敵だと思うし、その気持ち、とてもよくわかるし。
そういえば、私も言われたかも・・・・・本多さん、自己愛強いでしょ・・・・・・って(笑)
なにはともあれ、やっと撮影から解放されました~。あとはよろしくぅ~!!!って言い残して、私は自分の庭の中へ・・・・・自分の好きなこと、やりたいことに向かって行こうとしたのですが、これから、原稿、いきますから。チェック、よろしく~!!ですって・・・・・・まだまだ、続くのぉ???!!!
よし、明日ぐらいは、ゆっくり寝るぞ!と思ったら、明日は、セミナーだったという現実が、急に押し寄せてきます。目の前の今だけを追いかけててるものだから、一日が終わりに近づく頃になって、やっと、明日のことが迫ってきます。みんなそんな綱渡り状態で過ごしているので、取材先の皆様には、前日、ぎりぎりになっても、連絡が行ってなかったりと失礼いたしました。(と言い訳をしております 笑)
■2004.4.24 山のような紙袋に埋もれて
めまぐるしく駆け巡ったbefore&aftterの撮影も、今日、明日で終わり、最後のひとふんばりです。撮影カットは目白押し。ところが、なぜかわかりませんが、ゆったり流れる時間・・・・・・お茶して、さあ、そろそろ、はじめましょうと、おもむろに腰をあげだしました。まずは、キッチンと押入れ、二手に分かれて進行していきます。
私はキッチンへ・・・・・
キッチンには、2箇所、魔窟ゾーンがありました。そこは何が置かれいるのか、把握不能のミステリーゾーン。プランの概要は立ててはいるものの、実際にやってみないことには、どうなるかわからない不安をかかえていました。
以前でしたら、その場所にあるものを全て確認し、採寸し、事前に何をどこに納めるのか・・・・・・そのシュミレーションをしたうえで望んでいました。
しかし、場数を踏むとそれをしなくても、その場、その場の対応が次第に可能になるのです。まあ、やればなんとかなるもの・・・・・・・
実際に、取り出してみれば、山のように埋もれていたのは、袋、袋、袋・・・・・・掘り起こせど、袋、袋、袋の山。こっちも、あっちも、そして、二手に分かれた押入れからも・・・・・・・・
いろいろなお宅に伺うと、所有する、あるアイテムが異常に多いという状況に遭遇します。靴がやたら多いお宅、バックが多いお宅。なぜかパジャマの買い置きがあっちからもこっちからも出現するお宅。きっとなにか、そのアイテムに執着があるのでしょうか?
こちらのお宅は紙袋の山、山、山・・・・・「紙袋ばかり、こんなにいりますか?」「何に使いますか?」「どれだけ使いましたか」次々に質問を投げかけます。「これだけ大きいと、何かに使えるかな・・・・・」とか、「小さいのは、何か差し上げるときに使えるかな」とか、「マチの厚いのはまた、それに応じたものも入れるのに使えるのかな」とか・・・・・それぞれに、とっておくための理由はあるようでした。
そんな話をお聞きしながら、その昔の自分を思い出していました。箱という箱をとっておいた頃のこと。「この箱は薄いから、トレー代わりになるでしょ」「これは厚くてしっかりして丈夫だから、使い道は必ずある。」「大きな箱はシート代わりに使って・・・・・」
箱でも、袋でも、そのアイテムに違う要素をみつけてしまうと、新たな使い道があるかに思ってしまうのです。そして何を隠そう、私も、箱のみならず、袋という袋もとっていた経験の持ち主です。これは仕事先で仕分けに使うから・・・・・・その袋を持ち込んで、分けて置いてくるときに使えばいいから・・・・そう思って、押入れの中にストックされていたものを、つい先日、捨てたばかりだったのでした。
こんなにたくさんの量を、使うことがないことは、わかっているのです。でも、捨てられないのです。特に今回、その袋群は、ブランドものの紙袋であったことも、大きく影響されています。
ブランド物の紙袋というのは、確かに曲者です。ただの紙袋のくせに、捨てられなくなるのです。それってなんなんでしょう。以前、セミナーでこんなお話をしたことがあります。紙袋は、女の見栄を象徴するツールであると。
ちょっと差し上げモノをするときに選ぶ紙袋にそんなところがありませんか?私、こんなブランドもの使ってるのよ~ 買ってるのよ~ そんな意識、心あたりありませんか(笑)?
お話を伺っていると、紙袋にも「分類」というキーワードがあることに気がつきます。まずは「ブランド物の紙袋」それは特別待遇品です(笑)。 そして次は、形による分類。「大きい」「小さい」「マチが厚い」・・・・・・・それらを大別した結果がこの写真です。
これをじっとみつめて考えてみましょう。果たしてこんなに必要でしょうか? ブランドモノの紙袋が捨てられない。その裏に自分のどんな意識が見えてきますか? 自分に問いかけてみて下さい。
ナイショ話:
「こんなにたくさんのブランド物の袋、ちょっともらってっちゃおうかぁ」ライターさんと私がかわしていた会話です。紙袋にみる女の見栄・・・・・なんて言ってて、これですから・・・・・・(笑)
■2004.4.25 おもてなしがお好きなお宅の収納
第2弾MOOK本は、ライフスタイル別の収納提案が柱となって構成されています。こちらのお宅は、人を呼んでお食事したりお泊りしたりとおもてなしがお好きなお宅。そんなライフスタイルをお持ちの生活に適した収納提案をさせていただきました。
人を招くのがお好きなお宅ですから、私たちスタッフにも、「2日間の撮影なら、泊まっていかれたら・・・・」と気軽にお声をかけていただき、お言葉に甘えさせていただきました。大変な撮影にもかかわらず、朝からゆったり流れていた時間は、そんな雰囲気がかもし出していたのかもしれません。
その夜のお食事風景。寒さのぶり返したこの日は、おでんでした。
おもてなしがお好きなお宅ですから、素敵な大皿もたくさんお持ちです。そんなお皿、一枚一枚がすぐにわかって取り出しやすい大皿収納のテクニックや、土鍋やコンロがすぐに出せる位置への移動など、おもてなしがしやすくなるための提案をさせていただきました。きっと、今後のお招きに磨きがかかり、パワーアップするのではないでしょうか(笑)?
そして、作ったものをちょっと置く、配膳台のようなものが欲しいとのご要望。そこで、メーカーさんと本多が開発したキッチンワゴンが登場です。当初、キッチンワゴンの設置を、ご提案させていただいたのですが、素材にこだわりをお持ちのお宅でした。
天然素材、無垢素材にこだわって建てられたお宅でしたから、そこで選ばれるものは木製品が主体。プラスチックやステンレス製品は避けたいとのご要望でした。
ところが設置してみたら・・・・・・・・便利そうかも!と。食わずぎらいってこともありますよね。
今までも何度か、経験してきました。「カラーボックスはいや」「MDF素材はいや」「プラスチックはいや」「100円グッズはいや」でも、とりあえず置いてみます。すると、結構いいかも・・・・・・・
自分のこだわりを一旦解放してみることによって、その先の選択肢に広がりができるのだと思います。(その広がりによって、選択の悩みが増えるかもしれませんけどね・・・・・笑)
さて、こんな一連の撮影の裏舞台は、こ~んな感じ・・・・・・山のような荷物に囲まれ、撮影が進みます。(ちょっと見栄をはって、きれいにして撮ってます。作業が始まったら、ひっちゃかめっちゃか・・・・・・です。)
■2004.4.19 赤ちゃんがいるお宅のリビング
撮影もいよいよ、終盤にさしかかり、第3コーナーを回ったあたりに来ていると言ったところでしょうか?今日は、赤ちゃんのいるお宅のリビング作り。こんなふうにしてみたらいかが?という一つのスタイルとして提案を形にしてみました。
お子さんの誕生によって、様々なものが増えていきます。それらを収納のするために、多くの方が購入されるであろうベビーダンス。その選択肢として、こんなアイテムを選んでみては?の提案です。これから子供の成長に応じて使いこなし方もいろいろに展開でき、長く使える汎用性のあるグッズを、最初に選んでみる具体例です。
「子供にはベビーダンス」と考えるのでなく、その後も状況に応じて、様々なシーンで使える汎用性のあるアイテム選び。もちろん、ベビーダンスにはベビーダンスのよさがあります。素材感や低公害性・・・etc モノ選びは、何に着目するかによって変わります。これらの選び方は、選ぶ人それぞれの考えあっての選択であることは言うまでもありません。決してこうすべきとか、これがベストということではないので念のため。素材そのものの好みというのは、大きく左右されるところでもあります。
(もしも、私が理由あってベビーダンスを選んでいたとしたらきっと思うはずです。 私がベビーダンスを選んだのは、こういう考えがあってのことなの!それに、私、プラスティック素材、嫌いだし・・・・それをあだこだと言わないで欲しいわ・・・・・って 笑)
今回選んだのは、天馬の プロフィックス ルームケース このシリーズは、奥行き30㎝というサイズにこだわって作られたものです。初めて新作展示会を拝見した時になるほど・・・・・と思わされた商品でした。
収納にかかわって、いろいろなお宅に伺って、何度も何度も、採寸を繰り返していくうちに気づかされたのは、モノには基準サイズというものがあるということ。それが90cmという単位。そしてこれは、30cmという単位の集まりによって成り立っているということ。さらに1寸という単位が約3cm。3という数字は、モノのサイズの基本なのだなということを、なんとなくですが感じるようになっていました。
そこに現れた30cmというサイズにこだわったこの商品というのは、私が漠然と感じていた感覚的なものを、形としてあらわされたような気がしました。
建築、インテリアのお勉強をしていれば、モジュールのお話は基礎の基礎なのだと思います。しかし、自分の経験の積み上げからそこにたどり着くことに、私は価値を見出しています。自分の気づきの先に理論があることを知ると、遠回りではありますが、そこで触れたものは、実践が伴っています。経験という現実感が伴った理論として受け止めることができます。こんな発見が、この仕事を通しての楽しさなのかな・・・・・・と思っております。
このようなアイテムにさらに工夫を加えて、自分なりの使いこなしをプラスしたら、もっと有効に活用ができます。こちらでは30cmというサイズに注目して空間を構成をしました。
部屋に家具類を設置するとき、どれくらいの存在感になるのか、事前にイメージするするための方法。引っ越しの際に、思いつきました。2次元の平面の世界だけで考えるのなら、部屋に同じサイズの新聞紙を敷くことによってイメージすることができます。しかし、高さに関しては、なかなかイメージできません。今回使用する、収納アイテムもいくつかのサイズがありるのですが、どの高さにしたらよいのか迷うところです。
空間を立体的に捉える感覚というのは、持って生まれた資質に左右されているように感じています。男女の脳の違いによる空間認知の捕らえ方の差は、ベストセラー本などでも耳にする話です。ただ、資質、持って生まれたものも、経験で補える部分があるのだということがわかりました。今回、選んだのは114.5cmというサイズでした。圧迫感が出てしまうだろうか・・・・・・・実際に置いてみないとわかりません。しかしおそらく大丈夫だろうと思っていました。
それは、今回、最初に撮影したお子さんのお部屋で使ったカラーボックスの高さが、ほぼその高さだったからです。こちらのリビングよりも狭いお部屋に設置したのですが、それほど圧迫感を感じることなく利用できました。その経験が裏づけとなって利用に対する不安を和らげてくれていました。
この仕事をしていて、行き詰るのは感性や感覚といった、資質に由来するであろうと考えられる部分です。しかし、これも、ある程度のところまでなら、経験を積むことによって、補えてしまう部分もあるのだなぁ・・・・と思うようになりました。もっともっと、その先に行こうとするなら、別ですが・・・・・(笑)
(ただ、感覚的なものというのは、当然のことながら個人差があります。この高さで圧迫感を感じるか感じないかというのは、私の受けた感覚ともいえますのであしからず・・・・・・笑)
そして今回、おしゃれで面白いグッズだなと注目をしていたエーワンのWORTHY WORKシリーズ。(参考:収納の巣)これらのアイテムをどのように使ったらよいだろうか。何を入れたらいいかな?今回は、こんなものを入れてみました。のご提案。 赤ちゃんのいらっしゃるお宅では、手近にあるときっと、便利なものだと思います。こんなフォルムのケースなら、リビングに転がしておいても気になりませんよね。さて、あなたなら何を入れますか?ツーウェイソフトオープンボックス
■2004.4.14 時間が足りない!
2日間に渡る撮影。撮影先は、高校時代の友人宅。当初の予定より、思いのほか時間がかかってしまいました。メインは押入れ、キッチン。大方のことはできているのですが、細かいところの詰めに時間がかかっております。そのほかにも、2部屋の子供部屋に玄関、物入れ、洗面所・・・・・ふと不安がよぎります。このペースで明日、終わるのだろうか。(泊まっちゃえば、なんとかなるんだけどなぁ・・・・・)と心の中をよぎります。とはいえ、さすがにそれを切り出すことはできません。そんな頭の中を見透かされたのでしょうか。「今日、家に帰るの?来るのに、また2時間かかるんだから、泊まってゆっくり寝てれば・・・・・寝てないんでしょ」 ああ、友よ・・・・・願ったり、叶ったりのありがたいお言葉。急遽、この日はお泊りとあいなりました。その夜は、食事の合間、お風呂の合間を縫いながら、1時頃までごそごそキッチンのお片づけ・・・・・でもなんとか、メドがついて一安心。
■2004.4.15 何がわからない?
翌朝、ゆっくりも寝ていられず、AM:6:00前には、パチッと目が覚めてしまいました。その覚醒と同時に、頭に思い浮かんでいるのは、「さあ、リビングの物入れ、片付けなくちゃ!スタッフさんたちが来る前に、ここもできていれば御の字。まず、あのラックを入れて・・・・・次は・・・・・・・」頭の中はあれこれと駆け巡っているのに、まだ、家族は就寝中。「ゴソゴソしたら、起きちゃうからなぁ・・・・AM6:00には起きるって言ってたよな。あとちょっと、それまでは、じっと我慢、我慢。にしても、ちょっと早く起きたりしないかな。」目が覚めるやいなや、お布団の中で、真っ先に、そんなことを頭に描いている自分に苦笑・・・・・・家族が起きて、食事を始めました。その傍らで、1人、もくもくとゴソゴソお片づけ。子供たちが言ってきますと声をかけてくれてるのに、それにも気づかず、ただただ、もくもくと・・・・・
・その夜のご主人の言葉
「あの人、B型でしょ・・・・・だよな・・・・俺と同じもの、感じたもんなぁ・・・・全然、回りのこと気にしないで、自分の世界に、入ってるもんな・・・・」ですって。
うふふふ・・・・・。
・またライターさんが友人に聞いたそうです。
「昨日の夜は、おしゃべりできました?」
「お話しながら、片づけしててても、突然、自分の世界に入りこんじゃうんですよね。何、話しかけても、あっちの世界に、いっちゃって・・・・」
そんなこと、お友達が言ってましたよ~って・・・・・笑
あっちの世界に行ってたから、2日でできたようなもんです。
このお片づけのやりとりの中でまたまた発見がありました。最近の発見は、「片付けられない原因。何がわからないのかが、わかってきた」ということ。いつもなら口にはしないのだけど、友人ゆえに言えてしまうことがあります(笑)「なんで、ここに、こんなケース使うの?どうしてサイズを測らないの?どうして、これとこれ、離れた場所に置くの?どうして考えて買わないの?」
それは「入れるもの」に対して「どんな容器」が適しているかがわからないからでした。また「入れる場所」に適した容器を選ぶことができないということでもありました。(なんでここにこんな、容器を使うのだろう・・・・・素朴な疑問)そして、商品情報も足りないのです。100円グッズのラインナップにどんなものがあるのかを知らないため、これにはあれを使うというイメージができないのでした。
私たちはこの仕事を通して、今、どんな物があるかを、知らず知らずのうちに蓄積されていたのでした。そして、彼女曰く。
「お片付けをしようと思う時というのは、ちょっとまとまった時間ができた時。すると、とにかく、その時にやってしまいたいから買い物に行く。行った場所にあるモノの範囲の中からしか選べない。長期的に見て考えてないから、その繰り返しで、そのつど、違うものがたまってしまう。場所も、全体を考えずに、ここだけ、あそこだけ・・・・・と始める。だからばらばらになってこんな状態になっちゃう。」「隙間があいてて、そこにぴったり納まるとうれしくなっちゃう。ここ空いてたぁ~って・・・・・」
空いてる隙間にぴったりはまる快感。(そういえば、私も最初はそうだった。ここ空いてる!じゃあ、箱、とっておこっと・・・・・苦笑)上記写真は、そんなことを繰り返しで出来上がったリビング物入れ。
あえて言わせてもらうなら、一見、きれいそうに見えて、工夫をしているようにも見えます。でも、その努力が生かされていないケース。もう少しやりようはありますよ~。さて、どんな風になったかは・・・・・・・
KW: 物にあった容器選び
場所にあった容器選び
サイズの選び方
■2004.4.15 毎度おなじみ 鉢盛りラジオ
撮影中、ラジオの生放送のOAが入るんです。 2日目のPM3:00頃なんですが・・・・(関連: 毎度おなじみ 鉢盛りラジオ ) 「その頃は、先も見えて、ゆとりが出てきてる頃ですから、大丈夫でしょう」な~んて、始まる前は言っていたのですが、そうは問屋が卸しません。お昼近くになって、足りない備品の買出し。でもせめて2時ぐらいには戻ってなくちゃ・・・・・と、あわてて、お買い物をすませて戻って、作業を進めつつOA待ち。始まる前に、確認の電話が入りました。ほんとに簡単な打ち合わせ後、本番。事前のアンケートも、生きたような、勝手にしゃべってしまったような・・・・・・とりあえず終了。終了後、スタッフさんと、ご紹介いただいた方から、お電話をいただきました。「プレゼントの応募、誰も来なかったらどうしよう・・・・・・」「大丈夫よ」なんて話をしたあとは、まだまだ、目の前に山積みになった作業を、もくもくとこなしていくのでした。先が見え出せば急展開。一気に、あっちも、こっちも、形になっていきます。
小学生、中学生の兄妹のお部屋も、すっかり片付き・・・・・・・お兄ちゃんのお部屋は、like・itのクローゼットシステムを利用させていただきました。心配した奥行きもぎりぎりぴったり。梁の幅にドンピシャサイズ。すっきりとしたデザインの引き出しケースです。
洗面所、どうしましょうか・・・・・ささっと、やっちゃいましょう! ここも、きれいになって、今日の撮影、無事終了です。
■2004.4.11 ほんのちょっとのこと
今日はキッチンの撮影日。あれ頼んで、これ頼んで・・・・あれ詰めて、これ詰めて・・・・忘れ物はないかな?抜け落ちないかな?あちからこちから、チェックしてるつもりなのだけれど、あちゃ・・・なんてことは、よくある話。いかにこれを事前に減らせるか・・・・ではあるのだけれど、場数を踏んでくると、それがなんかできちゃう。スタッフさんのフォローで、クリアーできてしまったり。まあ、なるようになるし、なるようにいかならないもの。なんて妙な悟りもあったりして・・・・・・
大方の準備ができてると、ふらふらの習性がむくむく、あっち立ち寄り、こっち立ち寄り・・・・・
ふっと、前日に思い出しました。お手伝いを買って出てくれた高校時代の友人。時間、連絡してなかったじゃない!あわてて連絡。「えっ、冷やかしぐらいのつもりだったのだけれど・・・・」「もう、しっかり、作業要員として、私の作業行程スケジュールの中に、組みこまれてるから・・・」はははは・・・・いつもこの調子。
さて、作業も順調、順調・・・・・結構、作り物多かったのに、この時間にメドがついてるなんて・・・・急遽、参加してくれたお手伝い効果かな?スタッフさんたちも、回を重ね、こき使われ、鍛えられたからかな?ライターさん曰く。○○さんは、カメラマンですから・・・・・(笑)
さて、今回、準備は抜かりなく終えた・・・・と思いきや、あっ、壁に飾るための棚。買い忘れてる! 「買ったものをただ、ここに取り付けました・・・・っていうのも、どんなもんでしょうね~」なんて、言い訳しつつ・・・・・「でも、この壁、何か欲しいですよね」「ウォールポケットなんかでもいいんですけどね。」のライターさんの一言に。じゃあ、ランチョマット使えばいい!と思いついたものの、あ~ん・・・・・今日は、ランチョマット、持ってきてません。撮影先のお宅に、「ランチョマットお持ちですか?」と持ってきていただいた。「ほら、こうしてこうして・・・・ウォールポケットのできあがり!」 一同、これが、今回の一番の傑作かも!?(笑) ウォールポケットがこんなに簡単にできちゃうなんて・・・・・!
お次は、スライド式調味料入れ。重たいお醤油やみりん、お酒は下に置かれる。そしてそこは幅があるから、その奧にもボトル類が置かれている。奧を取り出すために、手前をどけて後ろを取り出し、そして、戻したらどけたものをまた戻す。これを2年間、不便と思いながら、毎日、繰り返されていたそうだ。(う~ん、陳謝。これ、以前私がやったのです)
今回、可能ならここを使いやすくして欲しいとの要望。それがわかっていたら、対応策はいくらでもあったのだけれど。しかも簡単にできてしまう方法で。重いものは下に置かなくてはという先入観。そして、設置された棚をなぜか人は、なかなか、動かそうとしない。そこから解放されることだけで、使い勝手は格段に変わる。やっぱり収納はアイデアじゃないのよね。ちょっとした考え方を変えられるかどうか。たったそれだけのことで快適さは得られるのです。
あれ?ここ、beforeの写真、撮ったけ? 撮ってなかった・・・・・さあ、どうしましょ。また、もとに戻して撮影する?写真がないと説明、複雑ですもんね。じゃ、また、元の状態に戻して・・・・・・このもとに戻すのが一苦労。棚の移動が思うようにできません。これじゃあ、大抵の人はあきらめますね・・・・・こんなところにも落とし穴が開いているのでした。
きれいにして、また、元の状態に戻して撮影して、再度、きれいにする・・・・・・こんなことが、行われながら本が仕上がっていきます。
■2004.4.11 子供と一緒にお料理できるキッチン
今回のキッチンのテーマは、子供が思わずお手伝いしたくなるキッチン。子供と一緒にお料理ができるキッチンです。カラーボックスを使ってのカウンター。このあたり、もうすでに、どこかしらでやってるネタですよね。きっと・・・・・カラーボックスに扉を付けてみようと思いました。その素材に利用したのが○○○○ これも、もうすでに利用されてるのかな? さて、これをどう、カラーボックスに取り付けるのか、頭を悩ませます。いくつかパターンを考え、そのために必要なパーツをそろえ。その中から現場で選びます。できるだけ簡単にできるのはどれかな?私もやってみようと思えるのは?手に入りやすいパーツは?パーツの値段はお手頃?この本を手にする読者像は?そんなことを考えながら、どのパーツを使うのかを決定します。
そしていざやってみると・・・・・ここの止めはどうしようか・・・・・やっぱりネジの長さがあわない。あれ?ちゃんと合うネジ、別に買ったんだけどなぁ・・・・どっかいっちゃった? 手持ちのパーツケースにもあるはずだわ。あった、あった・・・・・・現場にいるみんなの智恵と技術の結集で、できあがりました。
一部、部分公開・・・・・・・
■2004.4.11 子供部屋のその後
下記のお宅から、その後の様子がメールで届きました。
撮影の翌日祖父母宅から戻った次女も、3階の変わりぶりには最初驚いた様子でした。 でもその後、長女と仲良く小物を飾ったり、自分の場所で本を読んだり、折り紙を折ったりして、 週末の二日間ほどは食事以外では2階にほとんど降りて来ずに遊んでいました。 特に長女の方は、あのままのきれいな状態でキープしたいのか、 次女が遊んだものを出しっぱなしにしていると片付けるように注意しています。 私も、『ママの場所が一番散らかしているから、見えないように隠したい!』 『早くきれいに片付けて!』としかられっぱなしです。 幼稚園がしばらくの間半日保育なので、時間が出来たら 少しずつ、ハギレをたたむ事から始めようと思っています。 (撮影用にTさんがたたんで下さったカゴを見ると今までのことが反省させられます。)
3階の2人のお子供さん専用のお部屋に、ママのソーイングコーナーもあるお宅。お子さんお二人の簡易机を作って、それぞれの場所を設置しました。そしたら、お片づけ意識というのが芽生えてくるものなのですね。次第にお片づけも進み、形がみえきました。いい感じ・・・になったじゃあない。と悦に入っていました。「どうかなぁ・・・」とお子さんに聞くと、なぜかその返事は「いや!」。う~ん、困ったなぁ・・・・・と思ったら、「ママのところが汚くてやだ!」ですって・・・・・(笑)
2階がリビングのこのお宅。子供は、いくら子供部屋があっても、お母さんのいるところ、みんなのいるところが好き。でも、子供が心地よいと思える空間を作ってあげれば、そこに留まることもできるし、それを維持しようという意識も芽生えるもんなんだなぁ・・・・と。
今日も、撮影で、でかけておりました。戻ってこのメールをいただいたら、疲れも吹っ飛びます。あと2山ほど・・・・・・・
■2004.4.2 子供部屋
子供部屋の撮影。やはりここでもお子さんは、お片づけ能力を発揮。ここにあるおもちゃ、移動させるから、このラックの中入れてね~。すると、自分で、仕分けを始めました。ここはぬいぐるみ・・・・・ここは、箱のおもちゃ・・・・・・ここは・・・・・・一見、ごちゃごちゃにしてる子供の世界のおもちゃにも、子供なりの分類のカテゴリーがあったのです。
今回、子供部屋を作るにあたり商品協力をいただいたのは、丸繁木工さん。さて、こちらの何をどのように利用したかはお楽しみ。
■2004.3.28 3.29 キッチン 子供部屋
果たして魔術は、舞い降りたのでしょうか。初日、なんとか、形になりました。ところが翌日になって不都合が・・・・・みんなで知恵を出し合い、なんとか解決に辿りつきましたが、果たしてその後は、いかに?
この扉は、ポップアップ式になっています。その構造の秘密は????
お子さんは、やはり驚くような、お片づけ能力を発揮。その環境に置くということが大事であることを改めて認識しました。詳細は、また別立てで・・・・?
子供部屋の収納では、アイリスオーヤマさんよりカラーボックスのご協力をいただきました。クローゼットは天馬株式会社さんより、フィッツユニットの引き出しケースを利用させていただいております。
モノの適材適所。どこに何を置いたらよいのか、その過程において、何がわからなくて使いにく状況に陥ってしまうのか・・・・・・そのキーワードを発見しました。腰をかがめなくていけない、システムキッチン台座部分の引き出しに、日常使いのラップ類が収まっていました。いちいち、かがまなくてはいけない場所なのに、なぜ、そこに置かれてしまうのでしょうか。私にとっては大きな疑問でした。さぞ、めんどくさいはずなのに・・・・・・・
それは、そこにぴったり、当てはまるスペースが、丁度あったのです。すると、そこがラップの最適な置き場所だと思ってしまうのだそうです。ぴったり、そう思ってしまうと、かがむことによる不便さは感じなくなってしまうようです。
KW:「どこに何を置くのか」 「何がわからないのか」
関連:
収納は「分類」から
食器棚のお皿は立て収納されておりました。しかし、見るからに使いにくそうです。
「食器は立てて収納するとよい」という情報が独り歩きして、使いやすいという錯覚をおこさせてしまっているようです。これでは、実際に、使っていて、使いにくいはずなのに、立てるという情報が使いにくいという感覚をマヒさせてしまっていることがわかりました。
食器を立てる収納は、立てるために便利なアイテムと、その用途、そして場所に応じて、適したところで実践されなければ、効果は得られないテクニックなのです。
■2004.3.27 いよいよ始まります
明日から撮影が始まります。使用備品のチェックに詰め込み・・・・そしてプラン。これちょっと面白いかも・・・・と思うものの、まだ詰めきれていません。やりながらなんとかなるかな?きっと、魔術が天から舞い降りてくることを期待しつつ、願いつつ・・・・・う~ん、もしかして、どこかですでに考えられてたりするのかな?なんてことも、頭の隅をよぎりながら・・・・・
■2004.3.24 こんなところでもグッズ調達
仕事の合間をぬって、今日は、RHSJ主催のセミナー、アンディ&ウィリアムス ボタニックガーデン見学にでかけました。これから大変って時に、そんな予定なんて入れちゃってもう・・・・・ でも、最初に、自分の好きな予定ありき。あとはやりくりの問題。その合間で、うまく仕事をすればいいのだから!それが仕事オンリーにならずに、バランスを保てる秘訣・・・・なぁ~んてある時から、悟ってしまったものだから・・・・・(笑)。しかし、歩けばその先には、何がしかの拾い物があるものです。
午前中はレクチャーでした。設計担当のアンディー氏、植栽担当のウィリアム氏。ご両人のお話を伺っていると、構造物という基本骨格を、しっかりとしたコンセプトと技術のもとに作り上げる。そしてその作り上げたハードの部分に、それぞれの植物の性質を考慮しながら適材適所に配置していくという作業。どこか、今、やっている作業に通じるものがあるじゃない・・・などとむりやりこじつけつつ・・・・・・(笑) ご両人のレクチャーの間に、10分の休憩がありました。この時間も、すかさず、ガーデンセンターに飛び出して一巡。
あっ! これ使える!
土管型のミニレンガです。さて、何に使うはお楽しみ・・・・・その場所から、撮り漏れ写真を送付してくれた友人宅に発送。行き帰りのバスの中では、プランを考え、現地では商品調達もし、帰りは、池袋ハンズでお買い物。移動のバスの中では、プレゼントしようと思ってたまたま持っていた最新刊本があったので、自己紹介ついでに、どさくさにまぎれて宣伝したら、事務局の方が気をきせて下さって、バスの中を本が一巡。それに便乗してさらに、「植物と接していると、物との向き合い方が見えてくるような気がします」なんてまあ、ちゃっかりプッシュして・・・・ほ~ら、遊んでたって、ちゃんと仕事してる私はエライ!とまたもや自画自賛しつつ・・・・・(笑)
■2004.3.23 お子さんのお部屋
昨日、お子さんに選んでもらった収納グッズ。なにか、ひっかかりがあるようでした。「ここには、このサイズがあってるから、こっちの方がいいと思うわよ」図を描いて説明もしました。でも、納得できないようです。入れ物にぴったりサイズではない方の収納グッズにこだわっている様子。
私が帰ったあとも、「あれがいい・・・・」と、つぶやいていたそうです。そのお話を、お母さんから伺って、以前のことを思い出しました。お子さんはお子さんなりに、その入れ物を見て、入れたいもののイメージができているのだということです。たとえ、その入れ物が、本体の収納用品とサイズがあっていなくても、お子さんには、そこに入れたいもののイメージが、その容器を見てできつつあるのだということ。以前、それを目の当たりに経験したから、想像できたことでした。
お子さんには、こちらが思いもしないお片づけ能力があります。お片付けのハードの部分を手渡すと、あんなに散らかしていた子が?と思うくらいのお片付け能力を発揮して自分の世界を作り上げていきます。
撮影当日、彼女がどんな収納を繰り広げてくれるのか、ちょっと楽しみが増えました。
■2004.3.22 下見&お買い物&突如の搬入
下記、日記で催促していた、撮り漏れの写真がやっと届きました。これで一安心・・・(自分のポカなのに、なぜか立場が逆転してる?)
今日は、撮影予定のお宅、2件の下見&採寸。それに加えて、差し迫ってきた撮影に向けての必要備品のお買い物。朝からあわただしく動き出しました。(結局、昼、近くになってしまったけど)取材先を紹介してもらった同級生に久々に会って、忙しそうだけど頑張ってね・・・・・また飲もうね~その言葉に元気をもらいながら、次の下見先へと移動。採寸しながらプランを考えて、先方と相談しながら、過密進行の間のどこに、撮影を滑り込ませるかの日程調整をしながら・・・・・
そのあと、お買い物リストにアップされたものを、あっちのお店、こっちのお店と、閉店時間とにらめっこしながら確保していきます。山のような荷物をかかえ、はたと・・・・・・
取材先は、このお近く・・・・・ダメもとで搬入をお願いできないだろうか・・・・・サイズ確認もできるし。打診をさせていただいたら、快く承諾。買ったものの使い方説明をしながら、サイズ確認をしていました。
席をはずされた時、「うわ~、ドンピシャじゃない。すごいわ、これ。」と自画自賛、ひとりごとモード。大きなひとりごとが、お隣の部屋にいらした奥さんに聞こえたらしく、クスクスと笑い声・・・・・・・・「あれ?聞こえちゃいました? だれも言ってくれないから、自分で言っちゃうんです(笑)」 「ほんと、すごいですよね~」 「そう思います?」(ニコニコ・・・・・・) そんな会話が繰り広げられながら、お子さんには、自分の部屋のお片づけをするアイテムを、自分で選んでもらったりして、なごやかに搬入ができました。(ん?そう思っているのは私だけ?) ライターさん、曰く。「本多さん、ニコニコしながら、あれできますか?これできますか?って取材先の人にも、カメラマンにまでも、仕事させちゃうんですもん。」編集者曰く。「○○の件は、本多スマイルで、説得してください」私って強引?(笑)
■2004.3.18 スケジュール調整&下見&やってしまいました
本多弘美のからなず成功 スッキリ収納術(辰巳出版) の 第2弾(タイトル未定)に向けて現在進行中です。取材先探しにあちこち翻弄し、使えるものは猫の手も使えとばかり(失礼)、あちこちにお声をかけて、大方のところは、決まったところです。7件プラスアルファーのお宅の下見&撮影のスケジュールを組むだけでも、もう大変・・・・・
土日でないとダメなお仕事されている方、○曜日、はさんだ前後2日でないとダメな方。この時期は、お子さんの新入学シーズンで、行事も目白押し・・・・・そんな中で下見をしつつ、撮影日を決めつつ、プラン立てつつ、モノを探しをしつつ、手配しつつ、お買い物しつつ、打ち合わせをしつつ、それぞれの日程調整と目の回るような毎日がこれから繰り広げられていきます。
やっと、大方の撮影日も決まりそれに向けて、それぞれスタートしていた矢先・・・・・・
取材先探しに大きく貢献してくれるのは、高校時代の仲間たち。実際の撮影や人探し。影になり日向になり協力を申し出てくれます。今回も、高校時代の友人宅にお願いすることになりました。下見も勝手知りたるで、なごやかに進みます。「それにしても、あのあなたが、こんな仕事してるなんてね~ 信じられない」「まあ、ちまたでは魔術師なんて呼ばれたりしてるから、見てて頂戴(笑)。でも、ところどころ、抜けるんだけどね」「それ、わかるわかる・・・・・」
そんな会話がかわされながら・・・・・「でも、これだけの採寸、頭痛くなりそう。すごいよね・・・ここから、どうやってプラン、考えるのかが不思議~」「だって、魔術師だからさ・・・・(笑)」
ところが!戻ってデータ整理していたら、なんと、キッチンの写真撮影が、すっぽり抜け落ちてた!うわ~大変・・・・・・・でもここは、友達のよしみ。「悪い!デジカメで撮影して送って~」と頼み込めば、「了解、わかった、わかった・・・・・」(でも、きっとすぐにはやんないよな・・・・・・)案の定、待っても来ません。とりあえず催促の電話を留守電に入れておきました。その夜に、メールが届きました。「ごめん、明日撮るから・・・・」しかし届きません。そして今日も電話。「ごめん、明日、必ずやるから」「大丈夫、まだ、平気だから・・・・・・」「もしかして、私がすぐやんないの、見越してた?」「あったり前じゃん。ぎりぎりまで待って、催促しても、それから2日はかかると思ったからさ・・・・」 2人で大爆笑。(でも、これ、自分もその口だから、行動がよめちゃうんですよね・・・・)
「ところで、撮影の日、決まったの?」「あれ?連絡行ってない?」「うん、まだ・・・・・・」「もう、こっちは、すっかり決定して、それに向けて品物、手配始めたし、そっちに送る荷物、日にち指定して配送準備もしてあるし、着々と、進んでたのに、本人、知らなかったわけね・・・・そういえば、下見も、明日、行きますと行って、時間が伝わってなかったっけ・・・・どうもさ、友達っていうのは気が緩むのよね~ ゴメンね。でも、他じゃそんなことないから・・・・あっ、そういえば、この前の撮影でも、あったわ・・・・2日目の撮影時間、先方に伝えてなくて・・・・でも、撮影先の方も心得ていただいてて、同じ時間だと思ってました。って・・・・・・・もう、みんな、バタバタ状態で動いてるから、スタッフ同士は了解しあってるのに、本人に伝えてないんだから、笑っちゃうわよね~」「笑ってすむの?そんなんで大丈夫なの?」「まぁね~、笑ってすませるところが味噌なわけよ・・・・・」
そんなこんなのドタバタの日々が、これからも、続きます・・・・・折を見てレポートします。
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