2004/1/25 東京住まいと暮らし研究所 「It's」
本多弘美さんに聞く「魅せる収納」
by セキスイハイム
<仕事の現場から>
「見せる」収納ではなく、「魅せる」収納というタイトルが編集者のこだわりです。私のこだわりも、補足させていただくと・・・・・まずできることからやってみることが大事。それには、身近にあるものを利用するのがとっつきやすい。ということなのですが・・・。でも、ここで何を選ぶかは、あなたの価値観次第。これが「べスト」なのではなくて、自分の価値観に照らして「ベター」を見つけることが大切だと思います。身近なところの箱を選ぶというのは、一つの選択肢にすぎないのです。
「身近なものを利用するなら、おしゃれに仕上げるのがポイント。」なんて言ってますが、実はこれ、必ずしもおしゃれにしなくてはいけないということではありませんので念のため。それをしたいと思う人がすればいいと、いうことです。自分がそのままでいいと思えるなら、それでいいのです。そのまま使うのは、ちょっと・・・と思うなら、リメイクしましょう。空き箱使った収納なんてイヤ・・・・と思えば、使わなければいい。(笑)自分が納得できる別のものを選択すればいいのです。何を選択するかという問題です。それらは個人の価値観なのですが、そこに共通したテクニックがあります。そのテクニックに、何を使うのかという選択の問題なのです。
そして、「おしゃれにしましょうね」これも、価値観の問題です。何をもって「おしゃれ」と思うのか、ここがとても、難しいなぁと常々、感じているところです。「ほ~ら、これおしゃれでしょ。」と言ったって、「う~ん・・・・・」って思ってしまうこと、ありますよね?(笑)あるいは、おしゃれにする必要は感じないわ。も一つの選択です。
よく記事の中で、「こうすれば、おしゃれになります」というコメントで紹介されます。それを見ながらちょっと、むずがゆさを感じています。「これが、おしゃれなの?」そう思われる方がきっといらっしゃるよなぁ・・・・・なんてことを想像してしまいます。人の受け止め方って、本当にいろいろですから。そう思うと、なんとか、この表現を変えて伝えようと、裏ではいろいろ考えています。うまい言葉が見つかるときもあれば、タイムリミットでみつからない時も。みつからなかった時は・・・・・まぁ、いいか。です(笑)
身近なものをリメイクする。そこには当然、コストがかかってきます。ヘタをすると、買った方が安かったりなんて逆転現象もおきてしまいます。ある意味、本末転倒とも思えることをしていることになるのです。それなのになぜ、そんな手間暇を掛けるのでしょうか。それは、そこに自分の楽しみをみつけているからなのです。「自分サイズ、自分好みのものを作り出すという楽しさ」そこに価値を見出せてこそ、身近なものを活用する意味があるのだと思っています。
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