2003.10.16
青森行、飛行機で、上空から眼下に広がる地形を見ていた。
あっ、日本地図と一緒じゃない!
そりゃそうだ。そんな当たり前のことに何、驚いてるんだろう・・・・・確かに当たり前のことではあるのだけれど、とても不思議な気がしました。その礎を作った伊能忠敬さん。あの時代にこの形を作り上げちゃったんだよね。すごいよなぁ・・・・・・伊能さんが今、こうして上空から見たら、何を思うのかなぁ?見たかっただろうな・・・・見せてあげたいよなぁ・・・・・・
その偉大な功績を自ら、見ることはできなかった。なのに、私たちは飛行機という文明の利器に乗せられ、簡単に見せてもらえちゃう。地図と同じ一こまがを眼下に見てる。面白いよなぁ・・・・そんな楽しみが機上にはあります。
2003.11.16
そんな密かな楽しみを、あ~ら、同じように感じている方がこんなところにいらした!(雲の上は快適)
私もやっぱり、窓側の席を希望します。
2004.12.13
丁度、1ヶ月前かぁ。伊能忠敬のこと思ってたの。国立博物館で、江戸開府400年記念特別展、「伊能忠敬と日本図」が開催されてることを知りました。伊能さん・・・・・・
2003.11.13
いつもは、飛行機上空から外の写真を撮るのって、どうもお上りさんみたいだから、遠慮がちにちょこちょこと撮ってました。でも、今回の福岡行きは、同じ楽しみみつけてる人がいるんだってことを知ってしまったことから、似たような人がいるんだと思って、心置きなくバチパチ撮影してました。
羽田上空を飛び立ち、福岡に向かう機内。すぐに見えた海へのでっぱり。ん?あの海に突き出した突起物は何だろう?
そうこうしているうちに、なんだか見覚えある地形・・・・
あ~ら、江ノ島じゃない。
ってことはよ。
もしかして、もしかしたら、このまま行けば、
富士山なんて見えたりしちゃう?!
♪ 頭を雲の上に出~し~ ♪
雲の上に頭を出したその富士を、私はさらに上からしげしげ眺めさせてもらいました。
伊能忠敬さんにも富士山、見せてあげいなぁ・・・・・
日本が誇る富士山ですよ~って。
そういえば、海外に暮らすと富士山が懐かしいくなるって聞きました。
海外に暮らしてなくても、富士山は、拠りどころとなる山ですよね。
海外に暮らす同級生にプレゼントしちゃおう・・・・・・富士山だよ~
そしてふと目を横にすれば、マムシの首のような伊豆半島が遠く見えてます。
この日は、ずっと外を見てました。あれ?私、今までにも、広島、大阪に行ったわよね。何してたんだろ?いつも、窓側の座席をとっていたはずなのだけれど、なぜ、気づかなかったのかな?そうか、ルートが違うから?飛行高度が違うから?
そうだ、お天気だ! 今日は、雲に覆われていない。そういえば、今まで雲の上、飛んでたもんなぁ・・・・この景色が見えたっていうのは、ラッキーでもあるんだ・・・・・そんなこと思いながら、頭の中の日本地図を手繰ってました。
ああ、ここが、日本列島が、折れ曲がったというくびれ。大地コウタイね。あれは渥美半島だっけ?、知多半島だったけ?
このあたりから怪しくなってきます。そして、それより西に進むと・・・・・・・・・次第に地形を認識できなくなっていました。
「あっ、○○だ!」と次第に思わなくなってきたのです。
伊能さん・・・・ゴメンナサイ・・・・・
日本地図、自分の周辺しか、頭に入ってなかったみたいでした。
そう、福岡って九州のどこ?行くまでわからなかったのでした。
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福岡に到着して乗ったタクシーの運転手さん。
「この町は、北側が海で南が山なんです」
その意味するところが、最初ピンときませんでした
「関東からこられる方は、北が山で、南が海という感覚でしょ・・・」
といわれて、初めてわかりました。
生まれたところ、長く住んだ土地の地形、
そこで培われた方向感覚。それが体に染み込んでいるということなんですね。
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関連
・鈴木直美の「航空写真で見る街」(04.7.7)
・伊能大図、最後まで所在不明の4枚発見 全貌よみがえる
・カシミール3D
・山から眺める景色(7/8)
・高速道路の流れる景色から(6/5)
・東北新幹線の車窓から(5/24)
航空写真を見たら、誰もが必ず確認するであろうこと。「我が家が写ってないかな・・・・・」って。高いビルや山に登った時なども、同様に「自分の家が見えないかな~」見えなければ「あのあたりが、我が家ね・・・・・・」と。
東京方面から関西方面の新幹線に乗ると、走り抜ける景色の中に、自分の通った中学が、緑に囲まれた小高い山の上に見えます。もうちょっと先に行くと、今は開発されてしまったけど、昔、道草をしたかつての田んぼや砂利道。その向こうに実家が、昔は見えたのだけれど、今は、防音壁が立ってしまいました。
それでも、その途中、途中には、まだまだ緑がいっぱいあって、私が育った場所、そして、今、住んでる場所、捨てたもんじゃないよなぁ・・・なんていつも思いながら、空からではないけれど、流れ行く景色の中、みつめてます。
ひょんなことが、きっかけで、自分の住む近くの谷戸地形が、立体地形図として、再現されたのをみつけました。それを見ても、我が家はどこかな・・・・・って辿っています。この場所の延長に、通った中学があって、新幹線から見える深い緑の山に続きます。地形図を作られたのは、この谷戸の自然を愛する有志によってです。伊能忠敬さんが、日本地図を作ったことに相通じるものがあるように思いました。
地図を見る。景色を見る。高い目線から、水平面から、俯瞰図、鳥瞰図・・・・あるいは、移動する交通機関から・・・・・ そこには、自分が生まれた場所、育った場所、住んだ場所。自分が立ってる位置を確認したいという意識が働くのかな。
自分の好きな場所だから、その場所を記録したくなるのかな?記録されたものを見て、自分の好きな場所をそこに発見しようとするのかな?自分の住んでる場所、こんなに素敵なところなんだよ~ そこに住んでる人たちも、みんなその場所が好きなんだよ~って自慢したくなるのかも。
Posted by: honda | 2004.07.07 at 20:38